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目の近くで使用するまつげ育毛剤で失明するリスクはあるのか?

2020年06月14日

まつげ育毛剤は医薬品ですがもともと緑内障の治療薬として開発されたもので、患者のまつ毛が長くなったことかもとです。治療薬を使用していた患者のまつ毛が長くなったことから、副作用としてまつ毛に効果があるということがわかりました。そのような医薬品を目の周りにつけたら失明するという噂もありますが、実際には安全性も立証されているものです。間違った使い方をしない限り、まつげ育毛剤を用いて、失明などの大きな問題は起こらない可能性が高くなります。失明する確率は限りなく少ないですが、あるとすれば薬剤が雑菌などで変質し、眼球に感染してしまったことを放置したときです。

一般的に目薬をさすときは、眼球に直接つけることはタブーとされており、目から一定の距離を開けて1滴落とすようにします。これはボトルの口に雑菌がつき、中でそれらが繁殖してしまわないようにするためで、清潔を保つ必要があります。しかしボトルの口が眼球につき、その時の雑菌がボトルの中で繁殖してしまったものを、継続して使い続けるとリスクになります。真菌などが繁殖してそのまま放置すると、失明する恐れがあるのは確かで、できる限り清潔な状態で使う必要があります。まつげ育毛剤をつけるときは、専用のアプリケーターなどを使って塗布しますが、専用のものは使い切りタイプになっています。

一度使ったものは毎回破棄し、新しいものは一つずつ個包装になっているので、抗菌された状態で保存されます。したがってこれが万が一、ボトルの口についてしまったとしても、雑菌が繁殖することは少ないですが気をつける必要があります。雑菌が繁殖しやすい環境は、アプリケーターを毎回同じものを使って行うと、雑菌が付着しやすい状態になります。アプリケーターへ直接薬剤を1滴落とすか、清潔な小皿へ1滴落としてから、アプリケーターへ含ませる方法もあります。ルミガンは1度開封したら、1カ月以内に使うことが決められており、それを過ぎればまだ残っていても破棄することになります。

未開封の場合はボトルに記載されている日付が使用可能な期限になり、それを守って使う必要があります。また保管は常温で適切な方法ですることが、雑菌を繁殖させず失明などのリスクを避ける第一歩です。まつ毛を長く太く濃くして目元を魅力的にしようとしているのに、失明をしてしまったら本末転倒となります。また目に刺激があったり、痒みや充血などの症状があるときは使用をやめて、医師に相談する必要があります。